4月1日付で保土ケ谷防犯指導員連絡会の会長に就任した 田所 幸雄さん 和田在住 73歳
「楽しむ」が継続のコツ
○…青色防犯パトロール車に乗り防犯広報活動を行うなど、地域の安全・安心を守る防犯指導員連絡会の会長に就任した。町内会長に誘われ指導員活動を始めたのが、およそ35年前。「気づいたら一番の古株になっちゃって」。太田吉春前会長から直々の依頼に「嫌とは言えない」と快諾。23人の会員を束ねる決意をした。「人手が不足しがちな若い人たちも巻き込みながら、パトロールを充実させていきたい」と先を見据える。
○…35年もの間、指導員を続けることができている一番の理由は「楽しいから」。歴代の会長は皆、楽しいことが好きな人ばかり。区民の安全を守る真剣な活動の一方、飲みに行ったり旅行に行ったり、メリハリを付けて良い雰囲気で活動をしてきた。新しく入会した若手の会員が楽しく長く活動できるように、自身もその雰囲気を引き継ぎたい。「ボランティアは楽しくないと続けられないから」。自らの経験がそれを裏付ける。
○…星川小学校、保土ケ谷中学校の出身で、生まれも育ちも和田。現在は息子と、父の代から続くテントや看板広告を請け負う仕事を続けている。これまで「地域のためになれば」と防犯指導員のほか、消防団や交通指導員、和田地区連合町内会長など数々の役職で汗を流してきた。その経験すべてが「良い思い出で懐かしい」
○…「ここ1年、人と飲めなくて寂しいよ」。お酒好きの仲間と本音を語り合って時間を共にする『飲みニケーション』もコロナ禍でご無沙汰だ。自宅で一人楽しむも「家だと日本酒1合半飲むとウトウトしちゃって」と笑う。自身の目指す「楽しい活動」のためにも、「はやく指導員のみんなで楽しく飲める日が戻ってきて欲しいね」と優しく微笑んだ。
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