第一生命保険(株)横浜総合支社は保土ケ谷警察署および管内の防犯協会、交通安全協会と地域安全に関する協定を11月16日に結んだ。地域で営業する保険外交員が特殊詐欺防止の啓発や認知症などの見守り活動に協力する。
同社では2017年に県警本部と協定を結んで以降、これまでに県内各地の警察署と協定を結んできた。
協定では特殊詐欺をはじめとする各種犯罪の被害防止や、地域の見守り、交通安全、高齢者安全対策など7つの項目について同社が協力することが定められている。
同社の井上聡支社長は「40人のスタッフが各世帯との付き合いを持っている。主婦同士のような感覚で相談相手になることが出来れば」、松並孝治保土ケ谷エリア統括部長は「しっかりお役に立てるような地域貢献の取り組みを実施していけたら」とそれぞれ今後について語った。
保土ケ谷警察署の寺崎富美署長は保土ケ谷区内の特殊詐欺認知件数が10月末の時点で38件、約5千万円であることに触れ「被害を少しでも減らすためには広報啓発活動が大切。お客様に密着した活動をされている第一生命との連携により、より強力な広報活動を発信できることを心強く思う」と話した。
今後は警察が作成した特殊詐欺防止など啓発チラシの周知や、高齢世帯の顧客などへの見守り活動を保険外交員が行う。
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