市政報告【18】 皆様の声をカタチに 横浜市会議員 斉藤 伸一
七夕に温暖化を考える
今日は七夕。地球環境の大切さを考える『クールアース・デー』でもあります。「温暖化対策を前面に出した日を設けるべき」との青年の声から、平成20年春、公明党青年局として署名活動を展開し、夜8時からネオン等を一斉に消灯する「七夕ライトダウン」が毎年実施されております。
夏の節電、健康第一で
梅雨に入り、蒸し暑い日が続いています。区内を歩く中で、高齢の方ほどエアコンを我慢する方が多いように感じます。
先日の安全安心都市特別委員会で、横浜市の節電対策について説明を受けました。私は、誰もが「節電しなければ」と思っている時に、行政が「節電!節電!」と数値目標ばかりを市民に周知してそれで事足れり、とするのではなく、熱中症から市民を守ること、賢い節電方法等をお伝えすることも大切なのではないかと主張しました。
昨年、熱中症で亡くなった方は1千7百人を超え、そのうち65歳以上の方は8割。死亡した場所の約半分が家や庭など身近な場所でした。
高齢者や、まだ体温調節が上手くできない子どもの親御さんには、無理せずエアコンに扇風機を併用する、水分・塩分を摂取するなどして節電とともに大切な体を守っていただきたいと思います。
生活実態に即した節電を
先日、国道沿いに住む方から「震災以降、国道の照明が消えて物騒だ」とのご相談がありました。
事実、保土ケ谷区では「ひったくり」が急増。この半年間の発生件数(49件)は、昨年より20件も増えています。様々な要因が考えられますが、夜間、街灯の明かりが極端に減ったことも否定できないのではないでしょうか。
電力消費がピークを迎える日中の節電は当然必要ですが、市民生活に支障をきたす夜間の過度な節電には疑問を抱かざるを得ません。
いわゆる”街灯”は、縦割り行政の中で何種類もありますが、市民に身近な横浜市が、このような声を吸い上げ、市民生活の安全・安心を守るべきと考え、議会でも発言し、関係機関にも発信しています。
これからも皆様の声をカタチにすべく、全力で取り組んでいきたいと思います。
斉藤伸一
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