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保土ケ谷区版 公開:2012年2月2日 エリアトップへ

県高校美術展で県知事賞を受賞した横浜隼人高校2年 澤村 崇太郎さん 区内・上菅田町在住 17歳

公開:2012年2月2日

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自分にしかない発想を作品に

 ○…神奈川県高校美術展で最高賞の県知事賞を獲得。2年連続で全国大会への出展を決めた。この大会は優秀作品を競うのではなく、審査員を務める大学教授などから講評をもらうのみだが「感想を言ってもらえるのは出展者の中のほんの一握り。どんなことを言ってもらえるのか楽しみ」と今から胸を躍らす。

 ○…受賞作品はアザラシを擬人化し、仕事帰りのサラリーマンに見立てた「終電」という粘土を使用した立体造形作品。構想段階で「これは賞を狙えるかも」と感じるものがあったという。「県美術展の展示中は他の高校生の作品からたくさん刺激を受けた。自分の作品を見てくれる人たちがいたことも大きな励みになる」と話す。学校でも校内放送で県知事賞獲得がアナウンスされた。「やっぱり身近な人に『おめでとう』って言われるのが一番嬉しいですね」と喜びを語った。

 ○…バイクや車などを自らメンテナンスする父親の姿を見てきたためか、物心ついた時から絵画や粘土を使った創作活動に惹かれていった。小学生の頃には図画工作が得意科目になったと当時を振り返りながら「父は何でも自分でやってしまう人で、その影響もあるのかもしれませんね」とニッコリ。またもう一人、影響を受けているのは美術部顧問の藤野教諭。2年連続の動物をモチーフにした作品はこの顧問の影響もあるという。「本音は作品だけで食べていきたいですけど、厳しいものがありますから。仕事をしながら作品を創り続ける藤野先生のスタイルは一つの目標」と身近な存在に未来を重ねる。

 ○…横浜隼人(瀬谷区)に通う高校2年生。来年の美大受験に向けて予備校にも通い始めた。「大学に入ったら今までとは違う大きな作品や、木、石など違った様々な材料を使って作品を作りたい」と期待を膨らませる。「自分の強み(発想力)を忘れない様に」という言葉を胸に、今日も粘土を手に取る日々が続く。
 

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