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保土ケ谷区版 公開:2015年6月11日 エリアトップへ

ママと子どもと地域を繋ぐ「よんコミュニケーション」の代表を務める 永井 沙蓉さん 上星川在住 30歳

公開:2015年6月11日

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ママの声、届けたい

 ○…「子育て世代のママが地域と繋がるきっかけを作りたい」。そんな思いで4月に市民団体を立ち上げた。よんコミュニケーションのよんは、数字の4。「母親にとって第一の繋がりが家族、第二がママ友、第三がサークル、第四が地域。まちづくりにママの意見をダイレクトに届けたい」と語る。二歳半の娘を連れ、代表としてさまざまな集まりに参加する。

 ○…昨年、区が主催する地域活動やグループ運営の手法を学ぶはぐぐみ塾に参加。そこで区内で活動をするママ達に出逢い、団体を設立。地域にPRしていきたいと意気込む。10月には乳幼児とその親の宿泊避難体験を実施予定。「公共施設で一泊するということを実体験で確認し、乳幼児の場合、震災にどんなものを用意したらいいのかなど、今後のために情報を発信していきたい」。

 ○…宮城県塩竈市の出身。15才のときに、起業家という職業を知り、「自分の発想で楽しく働けるなんて」と憧れた。宮城大学事業構想学部では、高校時代自習室がなくて苦労した経験から、空き店舗対策で自習室を運営する事業計画を立案。その案は採用されたが、「やっぱり学生の発想で運営が難しかった」と振り返る。塩竈の浦戸諸島で行われるライブにボランティアで携わるなど地域振興にも興味があった。東日本大震災時は、帰省していた仙台で被災。しばらくライフラインの無い生活が続き、近所の人が井戸から水を汲んできてくれた。「地域との繋がりの大切さを身に染みて感じた」と話す。

 ○…「自分の発想で仕事したいと思った夢が、15年かけてようやく実現した」と、語る笑顔は晴れやか。子育てをしながらの活動ゆえ、パソコンが使えるのは娘の昼寝時か夜。それでも「事業を考える時間が楽しい」と疲れを見せない。「夢は子どもの近くでママが安心してワクワク働ける社会づくり」と、語るママの腕で娘がスヤスヤ寝ていた。

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