「障害福祉のお仕事フェア」の開催にあたり、広報担当として尽力した 金崎 礼子さん 天王町在勤 48歳
やりがいを持ってできる仕事を
○…12月1日に市内で開催された「障害福祉のお仕事フェア」。初の開催となる同フェアに広報担当としてチラシの作成や行政機関や学校へ訪問、配布などに携わってきた。「障害分野に興味を持ってくれている人はいるけども、情報源が少なく認知されにくい。けれども、フェアを通してこの仕事の楽しさを色々な人に伝えられたら」と優しく微笑みながら思いを語る。
○…15年前から天王町にある「障害者地域活動ホームほどがや希望の家」に勤務。それまでは事務職などでパソコンと向き合う日々だった。「人と関わる仕事を」と考え、転職を決意。「30過ぎてからの転職は冒険だったけど」と現職に就いた経緯を嬉しそうに振り返る。この仕事を始めてすぐの頃、「分からないなら、分からないではっきりと言って欲しい。でないと悲しい」という利用者の言葉がきっかけで「それまでなんとなく仕事をしていてこのままではいけない」と勉強をしながら福祉に関するさまざまな資格を取得。「勉強嫌いだったけども、日々の業務の中で楽しく学ぶことが出来て自分のやりたいことが出来ている」とやりがいを口にする。
○…「都会にいると時折、緑が恋しくなって」と日帰りで山や温泉を巡ることが好きだという。電車で揺られながら山の木々を見、温泉につかりながら「悩むような事があっても、仕方がない。がんばろうとリセットできる気持ちになる」と活力をもらえるオフタイムの楽しみを話す。
○…「今の職と出会ったのは運命的。いろいろな人と密に接しながら仕事ができるのは幸せなこと。これからもずっと人と関わることのできるこの仕事を続けていきたい」と利用者が描いた絵に優しい眼差しを向けて話す柔らかな雰囲気からは充実感がにじみ出ていた。
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