MM21街区NEWS【4】 「ミュージック・パーク」実現へ Kアリーナが国の計画に認定
観光・エンターテイメントを軸とした街づくりを進めるみなとみらい21地区の60・61・62街区。その60・61街区で開発予定の「Kアリーナプロジェクト」が、2月に国土交通省から「民間都市再生事業計画」の認定を受けた。同プロジェクトは総合不動産業の(株)ケン・コーポレーション=東京都港区=が手がけるもの。大規模な音楽会場を核とした「ミュージック・パーク」形成を掲げる。
今回認定を受けた民間都市再生事業計画とは、公共施設の整備を伴う民間都市開発事業で国交大臣の認定を受けた計画のこと。認定により、不動産取得税や固定資産税などの税制優遇が受けられる。昨年9月現在、みなとみらい21地区では8事業が同計画の認定を受けている。
Kアリーナプロジェクトは、約2万席の屋内型音楽アリーナと約340室からなるインターナショナルブランドのホテル、またオフィスと展示施設を予定。事業区域は約3万1800平方メートルで、建築面積は約2万7700平方メートル、延床面積は約11万2100平方メートルにおよぶ。2020年8月着工、23年10月の竣工を見込む。同社は「世界的トップアーティストからもご指名いただけるようなアリーナを目指す」としている。
市、企業誘致に注力
MM地区は年間で150億円前後の税収を生み出す横浜市にとっては重要なエリア。
その税収源である企業を市外から呼び込むため、市は魅力的な支援策を設け誘致に力を入れてきた。一定期間の法人税軽減や施設建設に関する大規模な助成金などがそれだ。MM地区の開発は約9割に達している。
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