30回目を迎える宿場まつりで6代目宿場小町に選ばれた 溝川 花奈美さん 帷子町在住 28歳
「悩む」より「やってみる」
○…江戸時代に栄えた保土ヶ谷宿の姿を伝えようと始まった「宿場まつり」。今年で30周年という節目の年、6代目宿場小町に選出。11月に上旬に行われた2日間、イベントに参加しPRなどの大役を務めあげた。「電柱の募集の貼り紙を見て受けたけど、選ばれてびっくり」と話し、「歴史のある大きなお祭りの中で賑わう中、地域の方々と触れ合う機会を頂いてありがたい気持ちでいっぱい」と感謝の気持ちを表す。
○…福岡県筑後市の生まれ。河川が多く自然豊かな町でのびのびと育った。兄とよく2人で勉強を競い合ったことが思い出。「喧嘩も多かったけど、困ったことがあればよく助けてくれた」と兄思いの一面をのぞかせる。関東の大学に進学した兄を追って上京。「両親から東京の楽しさを教えてもらい、自身も東京を見ていろいろなチャンスがある街だと思った」と今後の人生へ向け大きな一歩を踏み出した当時を振り返る。
○…大学で勉学に励む一方で、ブライダルモデルのアルバイトを経験。化粧や綺麗なドレスを着て人前にでる楽しさや食生活に気を遣ったり体型維持などの困難なことも体験。「現場で働いている人と接して一つの仕事を作り上げていくということが嬉しかったですし、精神的にも強くなりました」と落ち着いた口調で充実感を滲ませる。
○…趣味は散歩。今年の4月から保土ケ谷区内に在住し、保土ヶ谷駅周辺や天王町駅前の商店街などを歩いて「四季の移り変わりが感じられるし、いろいろな店があり、新たな発見があって楽しい」と笑顔。「保土ケ谷や横浜の魅力をラジオやケーブルテレビなどで発信して伝えていけるような役割を担えたら。挑戦できたらいいですね」と未来を見据える。
|
|
|
|
|
|