確かな技術、世界へ 古河電池株式会社・星川
星川に本社を構える古河電池株式会社(小野眞一代表取締役社長)。蓄電池や電源製品の製造・販売を通じ、持続可能な社会の実現を目指す同社の技術は、地球の反対側・アフリカ大陸の北西部、国土の9割が砂漠に覆われた国「モーリタニア」でも活躍中だ。
タコ漁を主要産業とするモーリタニアには一部商用電源がなく、未だに発電機で電力を供給している地域が多い。同社は、現地漁業団体施設の太陽光発電設備向け蓄電システムに「丈夫で長持ちする」鉛蓄電池を納入。スムーズな電気使用と地域経済の活性化、環境保全に貢献した。
「省エネは全員参加」
「事業活動そのものが環境価値の創造となるように」と指針を語る同社。経済産業省が認定する省エネ法の評価制度では6年連続、最高位の「Sクラス」を獲得している。無駄な電力を計算し、消費を抑える工夫を凝らす。使用しない電源は切る--。国内各地の工場を中心に「全員参加」の小さな積み重ねで築き上げた評価だ。
「弊社にとってもSDGsの歩みは始まったばかり。今後も継続的に取り組んでいきたい」。社員らが未来を見据える目は、光り輝いている。
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