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保土ケ谷区版 公開:2018年3月22日 エリアトップへ

3月末に「らくご人形劇」を主催する「ひとのまプロジェクト」実行委員長 湯澤 千里さん 上星川在住 50歳

公開:2018年3月22日

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経験で世代をつなぐ

 ○…「子どもから高齢者まで地域に住んでいる人が顔の見えるのびやかな関係を築ける空間に時間をかけて作っていければ」。3月30日に催す「らくご人形劇」を企画したひとのまプロジェクト実行委員長として立ち上げから携わってきた。「『お茶の間』にひっかけて『ひとのま』にしたけど、ひらがなの方が温かみがあるでしょう」思いを語った。

 ○…子育てをきっかけにボランティアに興味を抱いた。自身も当事者として子育てで大変な母親に「何か情報交換をできるような機会を作れないか」と思い立ち、子育て向けの情報誌の発行や区内にある子育て支援団体の設立に携わり、精力的に活動。その傍らで在宅介護も並行して行うように。「子どもに添った視点を高齢者にも向けたことで今までとは違う目線が出来たし、介護に携わったことで、その経験を周りにも発信できるようになった」とこれまで現場で培った経験を次から次へと発せられる言葉に深みがある。

 ○…「自分の決断に後悔はしないように心掛けている」と話し、振り返えったのは大学生の時。就職活動を控え、生まれ育った富山のテレビ局に就職したいと思い受験したが、不合格。東京の保険会社に就職した。その後、不合格となったテレビ局から試験の誘いがあり、再度受験し合格。「地元のテレビ局に就職したい」と思ったが、縁あって働き始めた会社を半年で辞めるわけにもいかず、保険会社で生きる道を選んだ。「なぜ就職したいと言えなかったんだろう」という後悔の思いを繰り返すまいと心に刻んだ。

 ○…「これまでの人生で無駄なことはない。だからこそ今がある。これからも色々な人に会ってそれを自分の糧にしていけたら」とこれまで培ってきた経験を基に街をよくするため、さらに歩みを進めていく。「情けは人の為ならず」。取材終了間際に発したこの言葉に地域と住民に対しての思いが凝縮されていた。

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