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鶴見区 文化

公開日:2014.04.10

宝蔵院の椿見ごろに
4月末まで満開

  • 紅白に咲き誇る源平五色の椿(4月4日撮影)

 宝蔵院=馬場4の7の5=の源平五色の椿が現在、見ごろを迎えている。同院によると、4月末頃まで、毎日咲き替わる花を楽しむことができるという。

 源平五色の椿は、一本の幹から赤・白・ピンク・しぼり(赤白が点在)・ぼかし(にじんだ色)の五色の花を咲かせる。赤と白の色にちなみ、「源平」の名を冠している。

 同院の五色椿は樹齢推定600年、樹高6mの老木。カーネーションのように花びらが幾重にも重なっており、雄しべと雌しべがその間から生えている珍しい品種として、「かながわの名木100選」に選定されている。

 4月8日には客殿2階の大広間から花を観賞する「花まつり」も開催され、参加者は國田隆稔住職の法話に耳を傾けた。

 同院は、「毎日咲き替わるため、すぐ散ってしまうということはない。観に来た時が、その人にとっての見ごろ」としている。

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