和菓子店の「いいだや」=佃野町=が10月10日、菓子作りの体験講座を開いた。参加者は、練切餡などを使い季節の風物をかたどった上生菓子作りを楽しんだ。
講座は、同店が今年1月から毎月実施。上生菓子作りの基礎的な技術をアドバイスしている。「和菓子、特に上生菓子のファンを増やしたい」と以前から思っていたという店主の河野彰さん。利用客から「講座を開いているところはないか」という相談を受けたことをきっかけに、開講した。
10日の講座には4人が参加。紅葉や銀杏、ハロウィーンに合わせたかぼちゃのランタンなどを作った。
参加した女性は、「上生菓子は以前から好きだったが、自分で作れるとは思わなかった。講座に参加してより身近に感じることができた」と話していた。
「上生菓子に馴染みのない人は多いが特別な菓子ではない」と河野さんは言う。「自分で作った作品を周囲に見せて楽しんでほしい。上生菓子の垣根を低くし、ファンを増やすことができたら」と意欲を見せていた。
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