読書に親しんでもらうことをめざす「つるみ読書講演会」が11月23日、鶴見公会堂ではじめて開かれ、269人が来場した。主催は鶴見図書館、鶴見区。
この講演会は、今年2月に策定された鶴見区読書活動推進目標に基づき、区民利用施設や学校など地域ぐるみで読書を推進しようと企画された。講師は書店「読書のすすめ」代表で、「本のソムリエ」としてテレビなどメディアにも多数出演している清水克衛さんが担当。軽妙な語り口で、読書によって心の豊かさを保つことの重要性を、来場者に熱弁していた。
講演会終了後には、発表者がおすすめの本の魅力を伝え合い、聴衆が最も読みたくなった本を決める「ビブリオバトル」が行われた。「運命の出会いを感じた本」をテーマに区内の学校司書や高校生、大学生ら5人が登壇。来場者の投票で、最も読みたい「チャンプ本」には、ブックポート203鶴見店店長の鈴木英幸さんが紹介した『無人島に生きる十六人』が選ばれた。
初の講演会を終え、鶴見図書館の若林和彦館長は「これを機に一人でも多くの人に読書の意義を感じてもらいたい」と話した。
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