昼間は畑に出て野菜を作り、夜はギター片手に歌を歌う人がいる。駒岡在住の影山きたろう(本名・磯ヶ谷義太郎)さん=人物風土記で紹介=だ。活動を通して、鶴見を盛り上げたいと強く願い、自称「シンガーソングファーマー」として活躍する。
普段はライブハウスラバーソウル=鶴見中央=など横浜・川崎でライブを行っている。昨年リリースしたアルバム「ルート 2nd」は、地元住民が「2国」と呼ぶ国道一号線を表し、区内のことを歌った歌も収録。地元愛にあふれる。区制90周年記念事業の中でも同曲を発表した。
「農業も曲作りも『もの作り』という点では一緒」と影山さん。自分の生み出したものが、誰かの手に渡って、喜んでもらえることは最高の喜びだという。
今年の秋には「鶴見を音楽で盛り上げたい」という思いを持った区内のミュージシャンたちとバンドを組み、地元の店でライブ活動をする計画も進んでいるという。「鶴見は川崎と違って路上ライブする人も少ない。もっと音楽活動が広まっていくと良い」と影山さんは話す。
5月からラジオに
5月からはかわさきFM79・1MHzで「畑と音楽と良いお店」と題した番組をスタートした。
水曜日に番組を持っていたロックバンドCAROLの元メンバー内海利勝さんの代理で出演したことがきっかけ。番組は毎週金曜日午後2時半から30分間。
影山さんのライブが6月10日、ラバーソウルで開かれる。アルバム「ルート2nd」の楽曲を披露。午後7時半会場(午後8時半開演)。入場料は2580円(ドリンク・お通し・税別)。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|