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鶴見小に日本語支援拠点 来日間もない児童ら通う

教育

掲載号:2020年9月10日号

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学校で使う日本語を学ぶ児童
学校で使う日本語を学ぶ児童

 来日間もない小中学生に学校の習慣や言葉を教える日本語支援拠点施設「鶴見ひまわり」が9月2日、鶴見小学校内に開設された。横浜市の事業で2017年に中区に設置以来、市内2カ所目。児童らは在籍する学校とは別に通い、必要な知識などを学ぶ。市教育委員会は「日本での入口の入口。学校が楽しいと思ってもらえれば」と期待を込める。

 市内の外国籍または外国につながる児童・生徒数は、昨年5月1日現在1万103人で1万人を突破。コロナ禍で入国者数が減少しているにもかかわらず、今年も1万900人前後と増加の予想となっている。

 市教委によると、このうち日本語指導を必要とする児童・生徒の数は、同日現在、市内全体で2705人となっており、鶴見区は541人と南区と同数で市内1位という状況だ。

 「鶴見ひまわり」は、保護者も参加できる学校ガイダンスと、来日・帰国間もなく、日本語がほとんど話せない児童生徒が通うプレクラスの二つの機能を持つ。ガイダンスは毎週火曜日に実施。プレクラスは小学校低学年・高学年・中学生の3クラスで、登校期間は4週間・12日間となる。週の前半2日は在籍する学校に通学し、後半3日はプレクラスに通う。

 教員は教員免許の資格者と、日本語指導の資格保持者がペアとなり、授業を行う。

3カ国4人が入級

 初日となる2日には、入級式が行われた。新型コロナによる入国制限で想定より人数が少なかったものの、1期生として中国、フィリピン、ニュージーランドの3カ国計4人が入級。それぞれ鶴見小、市場小、潮田中学校に通う。

 入級式後、児童らはクラスに分かれ、学校で使うものなどの日本語を学んだ。鶴見小の児童が教室を訪れ、交流する場面もあった。

 8月に来日したばかりという市場小4年の保護者は「学校でも教えてもらい、ここでさらに勉強できるのは有難い。早く覚えられる機会になる」と話した。

まずサバイバル言語

 「なるべく早く教室に戻ってもらえるように、まずは『おなかが痛い』『わからない』といったサバイバル言語を学んでもらえれば』と市教委。在籍校とも連携、習熟度などを共有しながら、スムーズな教科指導や学校生活への移行につなげたい考えを示している。

 今後は来日する児童・生徒数などの状況を見つつ、随時受け入れていくという。今年度は残り4期となっている。

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