神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2024年3月28日 エリアトップへ

鶴見小学校5年生 鶴見川維持へ生態調査 地元企業らと円卓会議も

教育

公開:2024年3月28日

  • X
  • LINE
  • hatena
生態調査を行う児童たち
生態調査を行う児童たち

 鶴見小学校5年1組と2組の児童らが3月20日、鶴見川の魚や生き物を採集する生態調査を行った。川の環境を守る維持活動について地元団体や企業らと話し合う円卓会議も行われ、今後のさらなる協力について意見を出し合った。

 この活動は、持続可能な鶴見川を目指して同校が2021年から総合学習の時間を通じて続けてきた「ツルスイ」(鶴見川水族館)の一環で、今年度の活動の締めくくりとして行われたもの。

 「レッツ ツルスイ大作戦!」と銘打ち、多くの生物が暮らす鶴見川の魅力を発信し、一方でごみも多く捨てられている課題を共有することで、環境維持活動の大切さを伝えることを目的としている。

 当日は、同校児童のほか、これまで同活動に関わった卒業生や保護者らも参加。児童たちは河口の干潟で網を片手に生態調査をスタート。ボラやハゼのほか、カニやエビなどを採集した。また、学校から河口に向かう道中で清掃活動も行い、捨てられていた空き缶や傘など集めたゴミで魚の絵をデザインするアートワークにも取り組んだ。

 そして、採集した生物たちを商業施設「シァル鶴見」で展示。児童たちが活動PRのために制作した曲「僕たちアイギョルズ!」も披露。参加児童の1人、佐藤多恵さんは「地域の人にもっと伝えられたのではという思いもあるけれど、活動を通じて鶴見川への思いを強くできた」と語った。

地元企業らと円卓会議

 児童たちだけでなく、地元の環境団体や企業とも協力し、交流を深めてきた同活動。この日も今年度の活動報告や今後の活動について話し合う円卓会議が鶴見中央のナイス(株)本社で行われた。

 会議では、児童たちが地域住民に行った鶴見川に関する意識調査の結果を報告。住民の考える魅力や課題を議題に、どうしたら鶴見川を鶴見区のシンボルにできるかを話し合ったほか、今後も継続して川の環境維持に協力していくことを確認。児童は「未来の鶴見川を一緒に創造していきましょう」と呼び掛けた。

 5年生担任の早川洋一教諭は「多くの人や企業の協力で活動が広がってきている。今後、さらに活動を幅広くしていけたら」と思いを語った。

地元企業らと意見交換を行った
地元企業らと意見交換を行った

妙蓮寺

家族葬から社葬まで。緑に包まれた静かな境内には、3つの斎場を備えております。

https://myorenji.jp

〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉

【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時

https://www.union.kanagawa.lg.jp/1000011/1000645.html

<PR>

鶴見区版のトップニュース最新6

「被爆者の言葉が核抑止に」

市場上町在住和田さん

「被爆者の言葉が核抑止に」

被団協がノーベル平和賞受賞

10月24日

看護師復職を本格支援

横浜市

看護師復職を本格支援

離職者向け研修を初開催

10月24日

商店街の魅力再発見を

商店街の魅力再発見を

18日からスタンプラリー

10月17日

提供店登録制度を新設

ハマの元気ごはん

提供店登録制度を新設

横浜市、健康づくり促進へ

10月17日

横浜文化賞を受賞

馬場在住小池緋扇さん

横浜文化賞を受賞

人形作家としての功績を評価

10月10日

65歳のがん検診無料化

横浜市

65歳のがん検診無料化

退職での受診離れ防止へ

10月10日

かわさきジャズは今年で10周年

川崎市内で20公演のホールライブと100ステージ以上の地域イベント

https://www.kawasakijazz.jp/

七五三のご祈祷承り中

師岡熊野神社は「横浜の祈願所 関東随一大霊験所」。詳細はHPを。

https://www.kumanojinja.or.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook