JR鶴見線の鶴見小野駅周辺で、アートによるまちのにぎわい創出を目指す「we TREES TSURUMIプロジェクト」による壁画アートフェス「鶴見パブリックアートプロジェクト」が今年10月に開催されることが決まった。アーティストの描く壁画でまちの景観に変化を起こそうと、描ける場所や区内外から描き手らを募集している。
同プロジェクトは、鶴見や横浜ゆかりのアーティストとの作品づくりや交流を通して、住民主体の持続可能なまちづくりに取り組むもの。小野町通り共栄会や住民有志で実行委員会を作り、街中をピンクのメッセージで染めるイベントなどを2021年から実施してきた。
しかし、回数を重ねる中で取組みがなかなか地域全体に広がらないこと、地域外からの人の流入がイベント当日に限られるなど、持続的なまちの活性化に直結しないとの課題があった。
そこで実行委では、今回からさらに取組みを広げるため、様々な人や場所が関われる壁画アートフェスにリニューアルした。
テーマは、「壁画を描こう!新しい街の顔」。招待アーティストらが区内各地の壁面やフェンス、シャッターなど公共的な空間に壁画を描き、持続的に絵が残ることでまちの景観に変化を起こすことを目指す。
同実行委の服部宏昭委員長は「まちが盛り上がるにはまちが頑張るしかない。多くの方に協力していただき、新しい取組みを進めたい」と話す。そして、落書きとの差別化を図るた認証制度などの方策も検討している。
アーティストなど募集中
実行委では現在、壁画を描く壁やアーティストの公募を行っている。
壁面の募集エリアは区内全域。アーティストは区内外から募集。制作期間は10月5日から26日で、小野町で行われるハロウィーンイベントで完成披露する。また、制作サポートのボランティアも募集(対象は区内在住、在学の高校生、大学生)。応募はいずれも8月末締切。「地域での活動に興味があればぜひ気軽にご連絡を」と服部さん。詳細問い合わせは服部さん【電話】045・521・7580または【メール】ts-info@wetrees.netへ。
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