神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2023年8月3日 エリアトップへ

自治会町内会活動 負担減へ、市が取組み加速 加入世帯数減少に歯止めを

社会

公開:2023年8月3日

  • LINE
  • hatena

 地震や台風などの自然災害が頻発し、地域で支え合う「共助」の重要性が増す中、自治会町内会の果たす役割は大きい。しかし、今、役員等の高齢化や担い手不足、加入率の低下などにより活動の低下が危惧されている。これまでも加入促進に取り組んできた横浜市は、アンケート結果などを基に、活動の負担減に向けた動きを加速させたい考えだ。

 加入率は昨年4月で68・8%。5年間で4・6ポイント減少するなど=表参照、いずれの区も年々減少傾向にあり、役員・委員等の担い手不足や高齢化、行政からの依頼事務等への負担感などが課題となっている。

 「横浜市中期計画2022〜25」で加入率73・4%を目標値に掲げた市は、「魅力を高める」「活動を知らせる」「加入を働きかける」の3つの視点で加入促進に取組むとして、講習会などを通じ、HPでの好事例の紹介やチラシ、ポスター等での啓発に力を入れてきた。また地域活動推進費として補助金の交付も行うとし、市民局地域活動推進課の小河内協子課長は「回覧板や会費の集金などが負担になっているという声が届いている。情報伝達アプリの導入や、キャッシュレス決済などをモデル検証し、良ければ広めていきたい」と話す。導入を検討している保土ケ谷区の岩井町原第一町内会(小石川悦子会長)では現在、主要役員7人がアプリをテスト使用している。「写真の共有など、情報を瞬時に知らせられるのが良い。うまく活用できれば、今までの紙での回覧や掲示などの負担が減る。若い人も興味を持ってくれるかもしれない」と期待する。

 市が7月に発表した「自治会町内会に対する依頼の見直しに向けたアンケート」の結果報告によると、委嘱委員の候補者探しが「難しい・やや難しい」が8割を超えており、「時間が合わない」「責任が重く、負担が大きいと考えている人が多かった」などの理由が挙げられた。

 市は、推薦事務の簡略化や活動内容の広報の充実など改善策を検討し、自治会町内会の負担軽減に向けての取組を強化したいとしている。

〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉

【昭和23年4月2日~昭和24年4月1日生まれの方が対象】歯科健診を受けましょう

https://www.union.kanagawa.lg.jp/1000011/1000646.html

<PR>

鶴見区版のトップニュース最新6

スプレーで壁画制作に挑戦

下野谷小児童

スプレーで壁画制作に挑戦

小野町のアートフェスに協力

10月31日

自民・中西氏が議席守る

衆院選神奈川3区

自民・中西氏が議席守る

立憲・中村氏、比例も届かず

10月31日

「被爆者の言葉が核抑止に」

市場上町在住和田さん

「被爆者の言葉が核抑止に」

被団協がノーベル平和賞受賞

10月24日

看護師復職を本格支援

横浜市

看護師復職を本格支援

離職者向け研修を初開催

10月24日

商店街の魅力再発見を

商店街の魅力再発見を

18日からスタンプラリー

10月17日

提供店登録制度を新設

ハマの元気ごはん

提供店登録制度を新設

横浜市、健康づくり促進へ

10月17日

妙蓮寺

家族葬から社葬まで。緑に包まれた静かな境内には、3つの斎場を備えております。

https://myorenji.jp

〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉

【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時

https://www.union.kanagawa.lg.jp/1000011/1000645.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook