高津区版 掲載号:2011年5月5日号
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県内初の「まちの駅」に認定され5ヵ月、広く地域の憩いの場となっている「スタジオ・アンジェ」の案内人 鈴木 寄里枝さん 溝口在住 65歳

母の教え「人のために」胸に

 ○…まちの駅とは、同連絡協議会の認定を受けた施設で、人の出会いや交流を創出する場。案内人には地域情報を来場者に提供する役割もある。「スタジオ・アンジェ」の竣工は2年前。以来、地元歌手を招き、参加者とともに歌を楽しむイベントを定期開催するほか、大山街道を散策する人らの休憩所としても親しまれている。「皆さんが気軽に立ち寄れる場、ワクワクするような場をつくりたかった」

 ○…香川県高松市出身。6人兄妹の4女として生まれ17歳まで同地で過ごした。母と子6人の生活を「衣食住で苦労した」と振り返る。小中学校の入卒式に一人で出席したことも記憶に新しい。が、今も色褪せないのが「母がくれた愛情」。前掛け姿で「頑張れ」といつも励ましてくれた母。辛いときには「何が辛いの?」と真剣に耳を傾けてくれた。そんな母がよく口にしたのが「正直に生きなさい。そして人の役に立つ人間になりなさい」との言葉。今、天国の母に伝えたい。「ありったけの愛をくれたこと、覚えてるよ」

 ○…医療の道を目指し22歳で上京。(株)写真のたなかや現社長・克明さんと結婚するまで順天堂医院で助産師として活躍した。克明さんと知り合ったのは25歳の時。友人の結婚式で出会い「さわやかな人」との印象を持ったそう。新婚当初、連日深夜まで帰らない夫を心配し写真館まで見に行くと、義母と夫が懸命に働いている姿が。これがきっかけで本格的に家業に携わる。振付・美容講習会にも積極的に参加、写真学校にも通った。今では写真館ではもちろん、地域の”名物女将”の風格が漂う。

 ○…まちの駅の看板を掲げてからは「ここは何の施設?」と道行く人に尋ねられることも多くなり、音楽発表会や写真展などのイベントに利用される機会も増えた。「そんな風に声をかけてもらうことが本当に嬉しい。少しは地域のためになったのかな」。充実感いっぱいの表情を浮かべた。
 

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