高津区版 掲載号:2011年6月17日号
  • googleplus
  • LINE

神奈川・山梨・伊豆大島のライオンズクラブ(LC)会員によるチャリティコンサートの実行委員長を務めた 石原 敏光さん 川崎西LC所属 72歳

奉仕の心で支援続ける

 ○…4月に開催予定のチャリティコンサートの準備を半年以上かけて進めてきたが、3月の震災により会場のミューザ川崎が被災、一時は実行委員の中にも開催を諦める空気が漂った。しかし「出演者は1年以上かけて練習を重ねている。被災地を応援する意味でも、どうしても実行したい」と思い、6月に洗足学園前田ホールに場所を移し開催にこぎつけた。「奉仕活動には慣れているからね」と長年の経験から学校やクラブとのスケジュールを短期間で調整、手腕を発揮した。

 ○…出演者らの精一杯の舞台に、訪れた人から「とても良かったよ」「元気をもらった」と声をかけられ、「開催に踏み切って良かった。子どもたちの清らかな声や演奏は、被災地に届いたんじゃないかな」と振り返る。演目は勇気を与えられるような曲に変え、坂戸小学校合唱団による『故郷(ふるさと)』が披露されると「胸がジーンとした。涙をこらえるのが大変だったよ」と感慨深げに話す。

 ○…東京都出身。父親が川崎市内で経営するクリーニング店を十代の頃から手伝う。経営を引き継いだ後は、工場を新設。「とにかく仕事漬けの毎日。お客様の事とクリーニングの事ばかり考えていた」と研究を重ねた。その技術は政治家や芸能人から依頼を受ける程、定評がある。現在は会長として経営に携わり、社員からの技術相談にも応じる。忙しい時の気分転換は音楽。「今は孫娘のピアノ発表会に妻と出かけることが楽しみ」と優しく微笑む。

 ○…幼い頃に母親を亡くした経験を持つ。「震災で同じような境遇に遭った小さい子を見ると胸が痛みます」と神妙な顔に。ライオンズクラブの仲間も二十余人が命を落とした。被災地のクラブと密に連絡を取り、カレンダーやうちわなど現地で必要としている物資の支援を続ける。「今、私が生きているのは、人と人とのつながりがあるからこそ。これからも継続的な支援を続けていきます」
 

高津区版の人物風土記最新6件

橋本 哲夫さん

川崎市ラグビーフットボール協会の会長を務める

橋本 哲夫さん

4月6日号

阿部 眞二さん

3月19日付で高津警察署長に着任した

阿部 眞二さん

3月30日号

梶原 典夫さん

仏師で、高津区文化協会の第40回文化講座を受け持つ

梶原 典夫さん

3月16日号

田中 利男さん

梶ヶ谷4丁目町内会の会長として川崎市自治功労賞を受賞した

田中 利男さん

3月9日号

徳永 友一さん

1月スタートのTVドラマ『海月姫(くらげひめ)』の脚本を手掛ける

徳永 友一さん

3月2日号

長谷川 竜也さん

川崎フロンターレのMF(ミッドフィルダー)としてプレーする

長谷川 竜也さん

2月23日号

高津区版の関連リンク

あっとほーむデスク

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

シャンソン発表会

シャンソン発表会

4月22日 高津市民館

4月22日~4月22日

高津区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • 高津物語

    連載第一〇四一回「ラジオ深夜便の反響」

    高津物語

    4月13日号

  • 高津物語

    連載第一〇四〇回「ラジオ深夜便」

    高津物語

    4月6日号

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2018年4月13日号

お問い合わせ

外部リンク