川崎西ライオンズクラブの会長に就任した 吉田 久弘さん 株式会社吉田園 代表取締役
次世代へ絆、情熱受け継ぐ
〇…結成50周年を迎えるクラブの舵取り役を担う。「先人たちが築き上げたクラブの歴史をたどり、その想いを次の世代につなげていきたい」と意気込みを語る。クラブには30年以上在籍。献血やチャリティ活動などの様々な奉仕活動を通して、人との絆やクラブに対する情熱を先輩たちから学んできた。50周年はクラブの次の時代へ向けた大きな節目と位置づけ、「後輩への橋渡し」を胸に、来春の周年記念式典に向け準備に奔走する。
〇…切り花や園芸品などを取り扱う大型専門店「花工場」を運営する(株)吉田園の代表取締役社長を務める。宮前区馬絹、花卉農家の三男に生まれた。大学卒業後はロサンゼルスの花屋へ1年間修行に。ホテルに飾られるフラワーアレンジメントや合理的な経営を学んできた。先代が始めた生花店を引き継ぎ、現在は東京、神奈川で7店舗展開する企業に成長させた。「お客様と従業員を大切に」。常に心がけていることだ。
〇…「溝口駅北口再開発」の時は地元の地権者として街づくりに携わった。「自分たちの街を発展させるために」と皆が真剣だったという。再開発ビルの核テナントを決める時は、溝口と似ている地域である大宮や戸塚の再開発へ視察に行ったことも。数ある候補の中からファッションの発信力があるマルイが選ばれた。「若い人を溝口に呼び込むために」。そんな想いが込められている。現在はノクティ2管理組合と店舗施設共有者組合の理事長を務め、発展のために尽力する。
〇…日課のジョギング、学生時代から始めた登山など趣味はアクティブだ。「ヒマラヤに1カ月間いたこともあるよ」と笑う。今年は既に十勝岳、乗鞍岳に登った。今期のクラブのテーマに『みんなでつくる楽しい例会』を掲げている。「自分たちのクラブを明るく活性化させる。それにより、奉仕活動をより充実したものにしていきたい」とクラブの意気込みを語る。
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4月26日