川崎高津南ロータリークラブの会長に就任した 滝田 司さん 税理士法人LRパートナーズ代表社員 63歳
とまらない探究心
○…父親がロータリークラブの会員だった。縁のある人物からの推挙もあって、所属は違うが川崎高津南ロータリークラブに歓迎された。入会から8年目で会長に就任。「そんなに経験がないのですが、順番で今日にいたりました」と態度は控えめだ。しかし、その一方で会長として打ち出した方針は積極的。「例会を研修道場とし、月別テーマを学び考えたい。多様性を学び、明るく元気に交流したい」。東日本大震災で被害を受けた福島県新地町への支援も続けていく。
○…父親の実家である茨城県から小学校3年生のころに高津区久地へ転居した。父親は税理士で、溝口に事務所を開いた。30歳の結婚を契機に父親の事務所に勤め税理士に。「明朗・積極・感謝」が30代でつくった、今も続く座右の銘だ。事務所は2007年に税理士法人LRパートナーズとパートナーシップを結び、代表社員に就いた。
○…税理士という職業に対して安直に「お堅い」というイメージを描いていたが、見事に裏切られた。「何でも1回は経験する。常に新しいことに挑戦する」が信条という。職場や家の近所に新しい店が開店したら入ってみる。趣味も多様。名刺には日曜大工、ブログ俳句、民謡、刀剣鑑賞と列挙してある。ここでは紹介できないカッコいい秘密の趣味も持つ。でも飽きっぽい性格なのだとか。「税理士も4年で辞めてよいかなと思った」と話す表情は茶目っ気たっぷり。取材中でもユーモアの精神を忘れない遊び心が伝わってくる。
○…最近挑戦した新しいことはスマホに料理など。これからは溶接と左官を習ってみたいという。この夏、楽しみにしているのが初めてチャレンジする刀づくり(小柄)だ。夢は現地調達で自然朽廃する小屋をつくり、半自給自足の生活をすること。「やりたいことがたくさんあるから忙しい。早く引退させてほしい」。本気とも冗談ともとれる笑顔が印象的だった。
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5月3日