高津区版 掲載号:2018年7月20日号 エリアトップへ

創立50周年を迎えた「二子連合子ども会」の会長を務める 古屋 力さん 二子在住 54歳

掲載号:2018年7月20日号

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「挑戦に損はない」

 ○…二子地域の子ども会5団体で構成され、会員数200人以上をまとめる。8月に開催する盆踊りは50周年記念の横断幕を掲げ、特別企画を会員たちと検討中だ。子どもの頃から盆踊りに参加し「水飴や梅ジャムが楽しみで。前日からそわそわしていた」と、当時を思い返す。「大人になったとき、故郷を感じてほっとする。子どもにそんな思い出を作ることが子ども会の役割だと思う」

 ○…二子(現宇奈根)で町工場を営む両親の「地元で商売するなら地域貢献を」という姿勢に習い、5年ほど前に二子第二町会子ども会会長を務めた。活動をして驚いたのは、関わる地域の人の多さだ。祭り当日のパトロールや駐輪所整備など、子ども会以外の多くの団体がサポートする。「多くの人に守られて、50年間続けてこられた。自分も次の世代にしっかりバトンをつなぎたい」

 ○…二子に来たのは小学2年生の時。工業高校へ進み、卒業後、造船所を経て父親が興した金属焼付塗装工場へ。技術習得のために「見て学び、ダメ出し、やり直し」を繰り返す日々。お客さんから『いい仕上がりだね』と認められることが前を向かせてくれた。会社を継ぎ、経営難に陥った時は「人は財産」という父の言葉を忘れず人員削減は行わなかった。「うちを選んで働いてくれて感謝しかない」。そんな気持ちで社員と向き合う。

 ○…「やる気があるならやる。悔いはあっても損はない」。それが持論。高津小、西高津中PTA会長は、娘の学校での様子がわかるという親心で引き受けた。「初めは会長あいさつも本当に苦手で」と苦笑い。だが、仲間を飲みに誘い息抜きしながら本音を語ることは楽しみの一つに。「人との交流があるから続けられた」。仲間の活動の思いに触れ、地域への意識は強まる。

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