高津市民館の館長を務める 西村 光示さん 溝口勤務 55歳
再スタート、全力投球で
○…市民の自主的な学習・文化活動を支援する生涯学習の場として、ホールや会議室などの貸し出しのほか、様々な世代や立場の人を対象とした各種事業を実施、地域の「学ぶ場、集う場づくり」を支援する同館。緊急事態宣言の解除を受け今月1日からようやく運営を再開した館長は「『公民館における新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン』を参考に、少人数での利用を呼び掛けるなど、万全の感染防止対策を整える事が最優先。利用者にはどうか御理解ならびに御協力を頂ければ」と話す。
○…高津区役所の職員として、まちづくり推進部生涯学習支援課長との併任。市民館利用者間の調整役や運営指揮はもちろん、高津区行政にも深く関与するなど忙しい日々を過ごす。会議や打ち合わせのために区役所と市民館を往来することもしばしばだとか。「市民館を利用される方が”また次も…”と思ってもらえるような施設運営をしていければ良いですね」と笑顔を見せる。
○…「高津市民館を身近に感じ、気軽に利用する区民を増やしたい」が、常日頃からのモットー。だが今回のコロナ禍が長引き、利用者にとって芳しくない状況が続けば…と考えると、館長の危機感は察するに余りある。区HPなどを通して日々、最新の利用案内を届けてはいるものの「今後は新型コロナウイルス感染拡大防止を念頭に入れながら、より開かれた市民館にしていけるような施策を、川崎市や利用者の方々と構築していかなければならないかも知れませんね」と語る口調は真剣そのもの。○…今は、高津市民館の再スタートを軌道に乗せるために全力投球の毎日。自身の趣味である「土いじり(野菜づくり)」も、当面は先送りになりそうだ。
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5月3日