「2021ミス・ジャパン日本大会」に 出場する 高村 優奈さん 高津区在住 21歳
選んだ道を正解に
○…自分の活動を発信したい―。そんな思いで出場したミス・ジャパン神奈川大会。優勝は逃したが、日頃の地域貢献活動などが評価され、事務局からの推薦で日本大会に出場することに。「驚いたけど、取り組んできたことに目を向けてもらえて嬉しい」と前向きな思いを語る。
○…高津区出身。幼い頃から好奇心旺盛。「何でもすぐやりたくなって」、書道に水泳、絵画やクラシックバレエと習い事は数知れず。中高の6年間はダンス部に所属し、人前で表現する楽しさに没頭。現在、大学2年生。地域活動に取り組むコミュニティ「かわさき若者会議」に所属し、子ども食堂でのボランティアにも励む。「チャンスが転がっていたら、自分から掴みたい」。穏やかな表情で語る、強い言葉が印象的だ。
○…大切にしているのは「結果より過程を見ること」。子ども食堂を運営する人の「経過を見てくれることが心強い」との言葉が胸に残り、自身も意識するようになった。浪人時代、心に決めた「選んだ道を正解にする」という思いも重なる。同時にいろいろな選択肢がある中で「何を選ぶかも大事だけど、自分の中で正解に落とし込む。そのための行動をしたい」と上を向く。
○…地元・川崎市の芸術家、岡本太郎を尊敬する人に挙げ、大学では美学・美術史学を学ぶ。「我が道を行く生き方や、あれだけ有名なのに、地域のために美術品を寄贈しているところにひかれる」。10月からは将来の夢に向けてアナウンススクールへの通学も決まっている。テレビ局でのアルバイトもあり多忙な日々だが「まだ物足りない」。「最近食に興味があって。料理教室に通いたい」。屈託のない笑顔に、底知れぬエネルギーが感じられた。
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3月15日