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高津区版 公開:2016年9月2日 エリアトップへ

川崎西ライオンズクラブの会長を務める 浅野 允侑(まさゆき)さん 麻生区在住 77歳

公開:2016年9月2日

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明朗な人柄で運呼び込む

 ○…今期のクラブのテーマを「継続は力なり」と定めた。52年の歴史あるクラブの実績と歴史を未来に引き継ぐ決意を込めている。そのために注力するのは次の世代を担う人材の育成。「PRや会員増強などを担う各委員会の活動を活発化していきたい」と、明確な目標を立て、活動の方向性を示す。「会員は優秀な方たちが多い。次の世代に向けて1歩でも前に進めたらいいなと思う」と意気込む。

 ○…久地に工場を持つディスプレイ制作会社の立ち上げから携わり、常務を務めた。同会への入会は定年を迎えた65歳の時。行きつけの蕎麦屋の社長がクラブに所属していたことから入会を勧められた。「元々、企業の利益ではなく、社会奉仕する団体として憧れがあった」という。入会当初、印象に残るのは先輩たちの奉仕する姿。「80歳を超える方たちが、ふらっと来て当たり前のようにゴミを拾う。自分もそんな姿を後輩に見せていきたい」と笑う。

 ○…樺太に生まれる。小学校低学年の時に終戦を迎え、旧・太櫓(ふとろ)郡に家族とともに引き上げた。「山深い地域だった。同級生は11人。山で遊ぶか、畑を手伝っていた」と当時を振り返る。「どうしても上京したい」という思いから函館の高校、東京の大学へ進学。学費を稼ぐために、兄2人が興した映画フィルムの現像会社を手伝うと、楽しくて夢中になった。天皇陛下のご成婚パレードや東京五輪を収めた映像の現像を手掛けたことも。進学や仕事について「自分は運がいいね」とニコリ。強い意志と運を引き寄せる力がある。

 ○…週2回通うゴルフと行きつけの居酒屋での一杯が至福の時。「焼酎と料理は何でもおいしい」とか。昨年から夫人との船旅が趣味の一つに加わった。函館、青森、徳島、高知…。2週間かけてゆっくりめぐる。故郷・樺太にも立ち寄った。「次は海外にも行きたいね」とやりたいことは尽きない。「周りに迷惑をかけずに元気に」。それが目標だ。

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