数値でみる川崎と高津No.52 シリーズ 過去最高を更新した市税収入率 みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
川崎市議会では、平成30年度の決算を審査する定例会が始まりました。人口増を背景に、過去最大の決算規模となる一方で、「ふるさと納税」による約44億円の市税流出もあり、実質的には赤字基調の財政運営が続いています。
本市は、市民税や固定資産税などの市税収入の割合が高く、歳入全体の約半分を賄っています。課税額に対する徴収額の割合を示す市税収入率は、平成12年度に93.9%まで低下してしまいましたが、その後の取組強化によって、昨年度は99.2%にまで引き上げることができました。年度内に徴収できなかった収入未済額も減少し続けていますが、それでも21億円余ある状況は、さらに一層の取組強化が必要であることを示しています。
市民生活を支え合う仕組みの根幹は市税が担っています。税政が公平・公正であることは、極めて重要であると私は思います。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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