先頃秋季大会を行った「高津区ゲートボール協会」の理事長を務める 横山 邦子さん 子母口在住 75歳
皆で楽しく、健康のために
○…コロナ禍の影響で各種イベントの中止が依然相次ぐ中、協会理事長として今秋の「ゲートボール大会」を成功裏に導いた。大半の参加者は高齢者のため、1週間前からの体温測定を義務付けるなど、健康チェックは尋常ではないほど徹底されたのだとか。「幸いこれまでに体調不良を訴える方は一人もいませんね」と心底安堵の表情をみせ、大会を振り返る。
○…協会のメンバーは39人。組織の取り纏め役として毎週水曜日の講習会を切り盛りしたり、大会時等には裏方仕事に従事したりと多忙な日々を過ごす。誰とでも気さくに話せるチャーミングな人柄を活かし、老人会で知り合った人を会員に招き入れるなどスカウト活動にも余念がない様子。「楽しくやるのが一番じゃないですかね」と肩肘張らない姿勢が多くの人を惹きつけている。
○…プレーヤーとしても人一倍熱心にゲートボール競技と相対する。元々、ママさんソフトボールやバドミントンなど、運動経験は豊富で市大会出場を果たすなど優れたエピソードは数知れず。ゲートボールの選手としても全国規模の大会でプレーするなど充実ぶりが際立つ。また「この前の健康診断で先生から骨密度の数値がすごく良いねって褒められちゃって」と、健康づくりの面における波及効果を嬉しそうに教えてくれた。
○…結婚を機に子母口に移り住み半世紀以上。この間、常に相手を思いやり、みんなで楽しむ事を最優先に、何事にも取り組んできたのだとか。となれば協調性のスポーツともいわれるゲートボールはまさに打ってつけ。「周りから意地悪競技とか言われると頭に来ちゃうわよ」と話し、ゲートボールの奥深さを懸命に説明するその熱意に、競技へのそこはかとない愛着が感じられた。
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5月3日