神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2021年12月10日 エリアトップへ

区内ベンチャーEssen 広告効果、AIが測定 車両活用し事業開始

教育

公開:2021年12月10日

  • LINE
  • hatena
仕組みを説明する橘代表
仕組みを説明する橘代表

 区内のITベンチャー企業、(株)Essen(エッセン)(橘健吾代表)が自動車に貼った広告の効果をAI(人工知能)で可視化する事業をスタート。「かわさき起業家オーディション」で、かわさき起業家賞など5つの賞を受賞し注目を集める。

 同事業は、車両の後方ガラスに広告シールを貼り付け、人や車の流れ、道路の構造などから広告の閲覧確率をAIで算出。広告主は費用対効果が評価でき、運転者には走行で生じた広告の閲覧回数に応じて報酬が支払われ、双方にメリットがある仕組みだ。

 運転者の持つスマホの専用アプリで「走行情報」を取得し、広告が閲覧された場所と回数を可視化。これまでバスや屋外広告はどれだけ閲覧されているか不明だったが、AIによって統計的にまとめることができる。橘代表(26)は東京大学の博士課程で天文学を専攻。「人工衛星のデータを使った研究のスキルを生かした」と話す。9月に開催された「第128回かわさき起業家オーディション」ではビジネスアイデアの実現、成長が見込めるプランとしてかわさき起業家賞などを受賞して期待される。

かわさきFMが協力 

 同事業に協力した初の企業となったのが、かわさきFM。来年2月まで、川崎ブレイブサンダースのラジオ中継をPRする。12月4日時点で10台の車両が市内を走行している。

中原区版のトップニュース最新6

宮内中(女子)・西中原中(男子)が県Ⅴ

ハンドボール

宮内中(女子)・西中原中(男子)が県Ⅴ

「全国制覇」目指し

12月8日

認知症予防に「昭和の本」

バナナ園G介護施設

認知症予防に「昭和の本」

沖縄国際大の学生が考案

12月8日

ろうそくで希望の「光」

障害者就労支援

ろうそくで希望の「光」

3者連携で、商品化へ

12月1日

最先端医療の研究拠点

キングスカイフロント

最先端医療の研究拠点

市、大和ハウスと連携し

12月1日

今井小で「逃走中」

今井小で「逃走中」

PTA、児童と交流目的に

11月24日

防災力強化、「自助」啓発も

川崎市

防災力強化、「自助」啓発も

新庁舎拠点に

11月24日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

  • 11月24日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2023年12月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook