今井小学校でテレビの人気番組を模した企画「逃走中&謎解き」が11月18日に開催された。校内を自由に使って楽しむイベントに学校も全面協力し、学年を越えて児童と保護者らが交流を楽しんだ。
黒服のハンターに扮した保護者や教諭ら12人が、参加した児童160人を追い掛ける「鬼ごっこゲーム」。待機していたハンターが放出されると、児童は校舎を飛び出して校庭へ逃げた。アナウンスとともに鬼ごっこが始まり、ゲームの途中で立場を逆転させるとハンターを追い掛ける児童らの楽しそうな笑い声が小学校全体に響いた。
「逃走中」の前には、児童がチームに分かれて協力しながら校内を回る謎解きを実施。教室に用意された問題からキーワードを見つけるミッションに児童は夢中になって挑んだ。
企画の成功を次に
同校PTAは恒例行事としてバザーなどを行ってきたが、コロナ禍で活動を中止。保護者らが「子どもたちの笑顔が見たい」と、ボランティアを募り、25人のメンバーによって新たな企画を考えた。イベントリーダーの荒川善勝さん(40)は「テレビの人気企画に大人も一緒に楽しめた。子どもたちのためにみんなが力を合わせたことを次につなげていければ」と話した。参加した小4女児は「自分の親がハンターになって追い掛けてきてドキドキしたけど、転んだ姿を見て面白かった」と笑顔を見せた。
中原区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>