海老名・座間・綾瀬版
公開:2011年1月21日
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市内初の国史跡に指定される見込みの「神崎遺跡」(綾瀬市吉岡)の平成元年当時の発掘調査の様子を写真で紹介する企画展が、あさって23日(日)まで同市役所1階で開かれている。
同遺跡は市史編集事業の一環として平成元年に発掘調査が行われ、幅・深さともに2mほどの環濠(かんごう)集落がほぼ完全な形で発見された。環濠集落全体が、そのまま残っているケースは全国的にみても稀だという。
出土した土器の95%以上が東海地方特有の様式を示したことから、弥生期に東海地方から200Kmの集団移動があったことを示す貴重な遺跡としても注目度が高い。今年度中に国指定史跡として受理される見込みで今後、市では保存のための整備を検討していく方針だという。
会場を訪れていた50代の男性は「子どもたちの役に立つ場所になってくれれば」と話していた。
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