福島原子力発電所の事故を受け海老名市は今月4日から8日にかけて、市立保育園や小中学校など28カ所58地点で独自に放射線量を測定した。結果は毎時0・03から0・18マイクロシーベルトで、市担当課では「特に異常を示す数値ではない」としている。測定結果は市のホームページ上で公開されている。
原発事故以降、市には100件を超える放射線量に関する問合せが寄せられているという。市では市民の放射能に対する不安が高まっていると判断。幼児や小中学生を抱える世帯からの問合せが9割近かったことから、保育園や小学校などを測定ポイントに選定した。
総務省から緊急消防援助隊用として貸与されている機器を用いた今回の測定は、8月から予定している本格的な測定へ向けた試験的な位置づけ。
今回の結果をもとに、測定場所や箇所、地点などを検討し、環境(空中)放射線量や対物放射線量の測定が可能なシンチレーション式サーベイメータを用いた本格的な測定を8月初旬から開始する予定で、結果はホームページ上で公開するという。問合せは市政策経営課【電話】046(235)4790まで。
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