季節の便り 酒づくり佳境へ 泉橋酒造(株)
昔ながらの日本酒作りに取り組んでいる下今泉の泉橋酒造(株)(橋場友一代表)の新酒づくりが佳境を迎えている。
この日は「もろみ」を絞り酒と酒粕に分離する槽(フネ)と呼ばれる木枠に、酒袋に入れたもろみを幾重にも重ね、ゆっくりと搾り出された酒を直接ビンに詰める作業が行われていた。
出来上がった酒は同社が自社で栽培している「雄町」という米を使い製造した「とんぼ4号」。同社代表の橋場さんが事務局長を務める「日本酒義援金プロジェクト」用の酒で、1800ミリリットルのビンおよそ300本が出荷されるという。
日本酒で被災地支援
日本酒義援金プロジェクトは、東日本大震災を受け、「ファイト!日本 飲むたびに湧き出る元気を被災地へ」を合言葉に日本酒を通じて被災地支援を行うことを目的に昨年4月に発足。酒造、酒販店、飲食店消費者が負担を分け合う仕組みで、日本酒1升につき500円の義援金が被災地へ送られる。
寄付した義援金は昨年12月末までに1千万円を超えた。同社では「お酒を飲む際にもう一度思い出して欲しい。皆様の一杯が被災地の支援につながります」と話している。
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