海老名版 掲載号:2012年6月29日号
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オペラ歌手崔宗宝さん 基金から奨学金贈呈 被災地出身の音大生を支援

崔さん(中央)と左から西村さん、根本さん、佐藤さん、井上さん(崔宗宝と唄う会提供)
崔さん(中央)と左から西村さん、根本さん、佐藤さん、井上さん(崔宗宝と唄う会提供)

 市内在住の中国人オペラ歌手・崔宗宝さん(52歳)が、東日本大震災の被災地から関東の音楽大学に進学する学生を援助することを目的に昨年11月に設立した基金の奨学生4人が決定。このほど授与式が行われた。

 崔さんは日本の歌の素晴らしさに感銘を受け、北京から20年前に来日。東京芸術大学で声楽を学んだ。その後バリトンのオペラ歌手として活動。歌で日中友好の橋渡しを続けている。

 震災以降、歌手に育ててくれた日本への恩返しの思いから、チャリティーコンサートを開き、義援金の寄付などを行っていた。しかし「目に見える支援をしたい」と考え被災地から音楽家を目指す若者を応援することを目的に基金を設立。

 当初1人に20万円の奨学金を贈る予定だったが、7人の応募があったため「1人だけ選ぶのは難しい」と4人に増やしたという。

 今回、奨学生に選ばれたのは、福島県出身でソプラノの根本真澄さん(東京芸術大1年)、宮城県出身でソプラノの佐藤千里さん(同大1年)、バイオリンの西村萌玖夢さん(同大1年)、井上直美さん(武蔵野音大大学院1年)の4人。1人20万円の奨学金のほか崔さんのコンサートで共演し、出演料も受け取ることができる。根本さんは「いつか崔さんと同じステージに立ちたい」と話していた。

 奨学生は現在、9月にサントリーホールで開催される崔さんが出演する舞台出演も検討されている。崔さんは「本格的なホールの舞台を経験すれば、コンクールでも緊張せず、自信につながるはず」と話す。

 奨学金は5年間継続する予定。「5年後奨学生全員でコンサートを開きたい。10年後皆がスターになったらゲストに呼んで欲しい」と話した。
 

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