海老名版 掲載号:2012年7月27日号
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TOHOシネマズ海老名 映画のバリアフリー化 聴覚障がい者に配慮

TOHOシネマズ海老名
TOHOシネマズ海老名

 TOHOシネマズ海老名(青木享太郎支配人)で、あす28日(土)から31日(火)までの4日間、邦画2作品の日本語字幕版が、上映される。日本語字幕版は洋画の字幕とは異なり、車の音やドアの開閉など、必要な音の情報も字幕になっており、聴覚に障がいを持つ人にとって数少ない娯楽として喜ばれている。

邦画字幕版を上映

 聴覚に障がいをもつ人は個人差はあるものの、音声が耳に届かないため、通常、字幕が付かない邦画は楽しむことが難しく、映画の鑑賞は海外作品の字幕版に限られてしまう。

 邦画の字幕版も上映されてはいるが、会場が都内や横浜、川崎などなど都市部に限られ、日数も限定されている。段差解消、手すり設置といった館内のハード面におけるバリアフリー化は格段に進んでいるものの、ソフト面でのバリアフリー化は進んでいないというのが実態といえる。

 TOHOシネマズでは社会貢献活動の一環として、邦画の日本語字幕版を全国各地で上映。この活動の一環として同館でも今回、4日間の限定となるものの、2本の邦画の日本語字幕版を上映することになった。

 上映作品は「BRAVEHEARTS 海猿」と「劇場版ポケットモンスター2012」。上映時間は、「海猿」が午前9時からと午後3時10分から、「ポケットモンスター」は午前9時45分からと正午から。

 今回の上映決定を受け「神奈川県中途失聴・難聴者協会」の中森章海老名支部長は「今まで遠くまで出かけていたので、地元で話題の映画を楽しめるのはうれしい」と話す。

 中森さんによると、洋画はDVD化によって字幕が入っているが、邦画やテレビドラマ作品はDVDが発売されても、字幕がない場合も多く、ほとんど内容を理解できず不自由な思いをしているという。「これからも字幕版の上映をずっと続けていただくためにも、訪れた方は映画館のスタッフに「『またお願いします』と一声かけて欲しい。要望が多ければ継続してもらえるのでは」と期待を寄せている。

文化会館などでは磁気誘導ループ

 文化会館と総合福祉会館ではリニューアルに伴い、聴覚障がい者に対する配慮した設備が導入されている。

 補聴器を通してマイクからの音声のみが聞ける「磁気誘導ループ」というシステムで、周りの騒音や雑音に邪魔されずに正確に音を聴き取ることが可能になった。「敬遠がちだった音楽や演劇など、文化・芸術に触れる機会が増えるはず」と中森さんは話す。

 また、市役所でも会議や福祉避難所での使用を目的に簡易的なシステムを4月から導入しており、聴覚障がい者が参加する災害対策会議などで用いられている。
 

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