神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

スギ花粉飛来予測 今年は「多め」 「少な目」だった昨春の3倍

社会

公開:2013年1月18日

  • LINE
  • hatena

 スギ花粉の飛散量について調査している県自然環境保全センター(厚木市七沢)はこのほど、今春の飛散量について「昨春に比べ大幅に増え、例年以上に多くなる」と発表した。

 センターでは花粉を飛散させる雄花の着花状況から飛散を予測する調査を1997年から始めている。今シーズンは調査の結果、着花状況を点数化した数値が調査開始以来、5番目に高かったことから、昨春に比べ「厳しい春になる」と予測し、「早めの対策が必要」と注意を呼びかけている。

 調査は毎年秋に県内30カ所のスギ林で実施。1カ所あたり40本を抽出し、雄花の着花状況を点数化する方式で、「著しく多い」状態を100点、「着花が無い」状態を0点とし、過去のデータと比較することで、その年の春の飛散量を予測している。

 過去15年で、この点数が最も高かったのは一昨年で75・3点。15年間の平均値は43・0点となっている。今回、発表された昨秋の調査結果は66点と平均値を大幅に上回ったため、「飛散量が多くなる」との予測を示した。

前年夏の気象と相関関係

 センターによると、雄花の着花は前年の夏が高温少雨で、日照時間が長い場合に促進される傾向にあるという。

 県内では気象観測地点のある海老名市で8月の平均気温が例年よりやや高く、降水量は例年の36%にとどまり、日照時間が約1・4倍にもなるなど、雄花が多くなる条件が整ったことから、光合成が盛んになり着花が促されたとみている。

 同センターでは1月20日頃から、スギやヒノキの花粉飛散量をホームページ上で公開する予定だという。
 

家族葬専用式場「ゆかりえ」

1日1組貸し切り。樹木葬と家族葬専用式場。海老名、綾瀬に。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

樹木葬墓地 好評受付中です

海老名市中新田。永代供養、宗教自由、後継者不要です。

<PR>

海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6

栗原氏、佐竹氏が出馬表明

綾瀬市長選

栗原氏、佐竹氏が出馬表明

現職引退で混戦の様相

4月26日

がん患者 外見変化に支援

海老名市

がん患者 外見変化に支援

医療用補整具購入を助成

4月26日

おもてなし準備着々

綾瀬市

おもてなし準備着々

「バラのまち」周知に向け

4月19日

23年ぶり座間に

大相撲夏巡業

23年ぶり座間に

スカイアリーナ30年記念で

4月19日

ボウリングで関東制覇

海老名市松田さん

ボウリングで関東制覇

最高スコアも記録

4月12日

インクルーシブで連携

海老名市神奈川県

インクルーシブで連携

協定締結、協議本格化へ

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

海老名・座間・綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook