米海軍に所属する空母艦載戦闘機「FA18Eスーパーホーネット」から1月9日、鉄製部品が落下し綾瀬市内の路上に駐車していた車両の窓などが破損する事故が発生した。
部品は長さ17cmでブレーキシステムの一部とみられている。現場は相鉄かしわ台駅から東に約500mの住宅街だ。現場から近い東柏ケ谷地区に暮らす住民らは「ここ数年、部品落下事故が相次いでいる。いつかは人的被害が出てしまうのではないか。とても心配だ」と話している。
厚木基地周辺では2009年2月にゴム製部品、10年1月には長さ50cmのジュラルミン製パイプ、同年3月にも部品落下事故があった。さらに一昨年2月にも飛行中の航空機から複数の部品が落下し、走行中の乗用車に衝突する被害が発生している。
県と海老名市を含む9市町で組織する「県基地関係県市連絡協議会」は10日、早期の原因究明と実効性のある再発防止策確立、安全性が確認されるまでの同型機種の飛行停止などを求めたが、13日からは同型機が飛行を再開している。
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