一般社団法人神奈川県洋菓子協会が主催し6月3日、4日の2日間にわたり藤沢市内で催された作品展「Cake shоw kanagawa2014」で、門沢橋に暮らすパティシエ・齊藤かすみさん(24)がマジパン仕上げ部門で高評価を受け「協会会長賞」と「県知事賞」を受賞した。
パティシエの技術向上などを目的とし毎年開催されているこの作品展には今年も県内の若手菓子職人が手掛けた200近い作品が出品されていた。
粉末のアーモンドや砂糖などをこね、ペースト状にした材料で人形などを形どり、洋菓子の装飾などに使うマジパンの細工技術などを競う部門にエントリーした齊藤さんは現在、寒川町宮山の(有)ラメール洋菓子店に勤務している5年目の菓子職人。学生時代からマジパンに慣れ親しみ、今回の出品作も土台以外は全てマジパンで仕上げた。
「テーマを作るのが苦手で、見ていて楽しく、ストーリー性のある作品にしたかった」と、自由な発想で製作した作品は、中央に女の子を配し、その周りを妖精が囲み、パティシエや力士など多彩なキャラクターが求愛するシーンを描写。「協会会長賞」と「県知事賞」のW受賞に「過去の作品展ではいつも力不足を感じていた。今回も仕上がりには満足していませんが、受賞の知らせを受けた時は嬉しかった」と話している。
今後は秋に行われる全国大会「2014ジャパンケーキショー東京」に出品する予定で、齊藤さんは今回の受賞作をベースに改良を重ね、「頂点を目指したい」としている。
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