ねんりんピック まだまだ現役、県代表へ 60歳以上の祭典に挑む
栃木県内で10月4日から開催される60歳以上のスポーツや文化の祭典「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」に、杉久保南の岩尾征夫さん(74)、国分寺台の荒川孝博さん(64)らが神奈川県代表として出場する。
「都道府県の代表選手が戦うというのは、国民体育大会と同じような意味を持つ」。そう語るのは、剣道の神奈川県チーム監督を務めることになった岩尾さんだ。
同大会に、これまで8回出場した経験を持ち、今大会で9度目の出場となる。うち6回は選手、2回は監督を務めた。その実績が買われ、今年もチームの監督を任された。
普段は約60人が在籍する剣道場「征道館」で自ら竹刀を振り指導にも当たる。稽古のない日でも1時間30分ほどウォーキングを欠かさず行い、必ず体を動かすようにしているという。
今大会、神奈川選手団の団長も務める岩尾さんは「出場する121人全員に全力を尽くして欲しい。また、このような大会に出たことを生きがいにしてもらいたい」と意気込みを語った。
荒川さんはサッカーの県代表チームの一員として祭典に出場する。ねんりんピックの出場権をかけた、昨年の「神奈川シニアサッカーリーグ」で荒川さんが所属する「湘南茅ヶ崎FC赤羽根60」が勝ち進み、全国切符を手にした。
休日を中心にプレーするがそれだけでは物足りないというほどのサッカー好き。長時間ピッチを駆け回るスポーツをやっていることに驚かれることもあるというが「体が動くうちは続けたい。全国規模の大会は今回が初めて。楽しんでやれば結果は伴う。思いっきり楽しみたい」と抱負を語った。
また、ゲートボールの選手として大谷の小宮山利一さん(76)も同大会に出場する。
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