姉妹都市関係にある海老名市、北海道登別市、宮城県白石市の3つのまちの特産品を使った特別メニューが市役所地下の食堂「さつき」で提供されている。昨年12月に販売した「トライアングル交流ランチ」の第4弾で、10月末まで1日限定30食が販売される。
3市は災害時の援助協力などを目的に2011年に「トライアングル交流宣言」に調印。都市間交流を続けているほか、12年には猛吹雪に見舞われた登別市内で2万1千世帯が停電し、極寒の中、一夜を過ごす災害に見舞われ、海老名、白石両市からカップ麺や使い捨てカイロなどを航空便で送るなど支援を行った。
良好な関係にある姉妹都市の特産品を食材に新メニューを提供することで市民に「交流都市をより知ってもらおう」と昨年12月、海老名市都市間交流協会は「交流ランチ」を企画。第4弾となる今回は、海老名産の卵をトッピングした白石市産のしょうゆラーメンと登別牛を使った麻婆豆腐のセットで、今井聡光調理長は「登別と白石を知っていただける機会になれば」と話している。問合せは同協会事務局(市市民活動推進課内)【電話】046・235・4794へ。
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