海老名・座間・綾瀬版
公開：2016年3月11日
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本番前には社家コミセンで練習した
市内を拠点として活動する尺八サークル「山びこ静山会」が、３月９日に被災地で演奏会を開催した。 同会は東日本大震災以降、市文化会館で復興支援コンサートを毎年実施。会員から「風化させてはいけない。現地を訪問すべき」と声が上がった事や、会員の一人が被災地の支援活動を行っていた事で現地との連絡調整が可能だった事が重なり、宮城県石巻市の仮設住宅内集会所で演奏する事が決まった。
この日は「春の訪れ」や「さくら」、「北国の春」など尺八鑑賞や合唱を交えた演奏を行ったほか、交流会も行われた。
同会の佐藤静山会主は「演奏を聴いたり、共に歌ったりする事によって、少しでも元気になってもらいたい。同じ東北出身者の一人としてこの先何年経っても忘れない」と現地の人にメッセージを伝えた。
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