医療・保育施設などで構成される複合ビル「海老名クリニックガーデン」が、2020年2月の開業に向けて現在、市内中央1丁目で建設が進められている。同事業の企画・運営を行う(株)メディカルガーデンの小林弘忠代表取締役社長は「医療関係における海老名の地域ニーズに応える施設として、まちに貢献していきたい」と話す。
市内中央の家電量販店(ヤマダ電機)向かいに建設中の同施設には、耳鼻咽喉科や泌尿器科、整形外科、内科・呼吸器科、皮膚科、歯科など計6科のクリニックのほか、健診センターや先進ロボット技術を用いた調剤薬局などが開業される予定。各施設は来年2月を皮切りに、随時オープンしていくという。
多様な診療科目だけでなく、地域住民や医療事業者らの仕事と子育ての両立をサポートする保育園も併設。通園する子どもに病気や怪我があった場合でも、施設内で診療を済ませられるなど、子育て世代の医療と雇用の受け皿としても注目を集めている。
竣工予定の建物は鉄筋コンクリート造の地上5階建て、敷地総面積は約470坪。海老名駅から徒歩圏内で交通アクセスが良いほか、敷地内には26台の駐車場も完備。周辺の商業施設との駐車場提携も予定されている。
土地所有者の想い受け継ぐ
企画から運営までを一手に担う(株)メディカルガーデンの小林代表は海老名の生まれ育ちで、現在は市内各所で5つの調剤薬局を運営している。今回の医療モールの建設にあたっては、当時の土地所有者から「代々大切に守ってきた大切な土地なので、地元に恩返しができるような、医療や福祉の拠点として役立ててほしい」という想いを受け取る形で実現した。
施設内に入る診療クリニックには多くの開業希望者からの問合せがあったが、土地所有者の想いに共感し、海老名にゆかりのある医師を小林代表が自ら声掛けを行い、決定したという。
小林代表は「様々な疾患の患者様をご支援させていただけける施設になる。私自身、海老名に育ててもらったので、地域医療を通じて、地域や住民の皆様に恩返しができれば」と力強く語る。
詳細は施設のホームページ【URL】https://mgps.co.jp/ecg/へ。
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