海老名市議会9月定例会が8月29日に開会し、ふるさと納税事業や住宅リフォーム助成の件数拡大等、補正予算2億3365万7千円などの審議が行われている。会期は9月27日(金)まで。
海老名市は「ふるさと納税返礼品」事業の今年度予算において、昨年実績を踏まえた数字を想定したが、あおり運転などの社会的な影響を受け、全国でも珍しい返礼品”ドライブレコーダー”に応募が殺到。このほか全体的な応募の好調や、今後の増加も期待されるため、4577万5千円の補正を計上した。
同様に、想定を超える応募で補正をかけるのは「住宅リフォーム助成」事業。近年平均100件だった応募数が上回ったことと、消費税率引き上げの影響に対し、地域経済の活性化を図るため、85件分の1千万円を増額する。空き店舗リフォームにおいても500万円を増額補正する。
さらに安全・安心なまちづくりの一つとして、「迷惑電話防止機能付き電話機の貸し出し」事業にも補正をかける。振り込め詐欺被害の抑止となる同事業は、委託先の海老名防犯協会が、詐欺被害について相談した人など約100世帯に電話機の貸し出しを行い、この実績をもとに今後の方針を検討していくという。
このほか、河原口地区社会福祉協議会の事務所の新設補助費や、保育所の改修等支援事業費なども計上。補正予算以外では、報告4件、条例5件、2018年度の決算認定などが上程されている。
今定例会による各常任委員会の日程は以下の通り。総務=10日(火)、文教社会=11日(水)、経済建設=12日(木)。また市の施策や事業について市議会議員が質問・提言する”一般質問”は9月17日(火)と18日(水)。開会時間は全日午前9時から。傍聴希望者は午前8時30分から受付。インターネット配信も行われる。
詳細は市議会事務局【電話】046・235・4931、またはHP【URL】http://ebina.gijiroku.com/へ。
|
|
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>