海老名市議会(倉橋正美議長)は9月27日に行われた定例会本会議で、議会運営や議員の活動原則等を定めた「海老名市議会基本条例」を議員提案し「全員賛成」で可決した。西田ひろみ氏、田中ひろこ氏、吉田みな子氏は採択前に退席した。
今回の条例制定は議会改革の積み重ねを受けてのもので、議会の責務をより明確化し、広く市民の声を聴く、開かれた議会を実現することを目的としている。
議会の最高規範となるこの条例は、情報公開の在り方や政治倫理など全25条にわたる。具体的には本会議や委員会のほか全員協議会の会議を原則公開することや、年1回以上の議会報告会の開催などを盛り込んだ。
議会基本条例制定の動きは、地方分権が推進され、議会のあり方が一層問われる中で、2006年頃から全国的に広がっている。海老名市議会では2012年から議会改革が始まり、政務活動費の使途公開や請願・陳情者の発言機会の保障、15年には常任委員会のネット中継、議会報告会、ペーパーレスを実現するタブレット導入など、”できる事から進める”実践型の議会改革を積み重ねてきた。
条例の詳細は市議会ホームページからも閲覧できる。
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