ロシアに続き、世界ランキング2位のアイルランドに歴史的勝利を収め、盛り上がる「ラグビーW杯」。あす5日(土)のサモア代表との一戦はららぽーと海老名内で午後8時30分からパブリックビューイングも行われる。入場無料で200席。
本紙でもラグビーの魅力を伝えようと、市内のラグビーに携わる人を連載している。今回は、高校ラグビーで”花園優勝”を経験した大山圭三さんをご紹介。
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中新田小・海西中学校出身。野球生活に明け暮れたが日の目を見ることはなかった。近所の先輩に誘われて、神奈川県の花園常連校・相模台工業高校へ進学し、ラグビーの道を歩み始めた。
ポジションはロックで、トライシーンの伏線となり、裏方仕事をこなす、いわば”縁の下”の存在。3年時には副主将として部員をまとめ、厳しい熱血指導で仕込まれたチームは高校日本一へと輝いた。「あの時の光景や経験を忘れることはありませんね」と上を見上げる。高校日本代表候補などにも選ばれ、推薦で大学へ。その後も7年にわたり実業団で活躍した。現役引退後は地元で家業に入り、地域事業にも携わる。
高校時代の練習は苦くて辛い厳しい日々だったが、生活の中で大変だと思う事が起きても、ラグビーを通して得た精神面が今に生きているという。恩師からの言葉”ひとつのボールを生かすために、たとえ自分が倒れても、そこに忍耐と勇気と礼儀を養う”。「何でも緩んでしまう時がある。この言葉を思い出すと今でも引き締まります」と笑顔で語る。
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