11月は「児童虐待防止推進月間」。大きな事件にもつながる児童虐待問題において、厚生労働省では24時間体制で通報や相談を受け付ける児童相談所全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」の無料化への動きも話題とされている。
虐待を防ぐには、子ども本人または周囲による通報や相談が解決の糸口となる。早期発見に向けて、海老名市では公立教育機関の職員や、子をもつ保護者を中心に講座などを通してその方法を伝えている。
また、子どもたちを対象に積極的に取り組んでいるのがNPO法人「CAPでこぼこ凸凹神奈川」。子どもが暴力から身を守る方法を学ぶ人権教育プログラムを展開している同団体。子どもが被害に遭いやすいことに対し、【1】子どもに社会的な力がない【2】知識や情報を与えられていないなどを理由に挙げ、プログラムを通して、子どもが持つ”権利”について伝えている。鈴木由紀理事長=人物風土記=は「解決に向けて社会全体で取り組む必要がある」と話す。
虐待に関する連絡・相談は189や海老名市役所子育て相談課(046・235・4825)、厚木児童相談所(046・224・1111)に連絡を。
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