楽しくアルコールを飲みながら地域で仲間づくりをしようと、65歳以上を対象とした交流の場「傾聴居酒屋 だん」が12月3日、総合福祉会館で開催された。赤ちょうちんがぶら下がった会場では、約30人がテーブルを囲み、ビールとつまみを片手に会話とハワイアンバンドの軽快な演奏を楽しんだ。
この取り組みは、市社会福祉協議会が主催する「いきいきカレッジ」を修了した第1期生の菅野善夫さん(77歳・国分寺台)が中心となって実施したもの。数カ月にわたって健康や福祉について学んだ集大成として、何か地域で企画できないかと考えた際に「居酒屋」を思いついた。店名の「だん」には、談笑・談話をはじめ、自宅に引きこもりがちな「男性」に来てもらいたいという思いが込められているほか、社会福祉的な意味合いで「傾聴」も加えた。
当日は主催メンバー4人で給仕を行い、来場者をもてなした。菅野さんは「お酒の力を借りて社会参加のきっかけにしてもらえたら。もてなす側なので我々は飲めないのが残念だけれど」と笑う。次回は2月4日(火)の開店を予定している。
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