海老名・座間・綾瀬版
公開:2021年6月18日
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コロナ禍の部活動で大きな影響を受けた一つが、人との接触を前提とする柔道だ。座間市立南中学校柔道部は、さまざまな感染対策をしながら夏の大会に向けて練習に励んでいる。
南中学校柔道部は男子22人、女子9人の計31人。教室に畳を敷き練習場としているため「密」にならないよう畳の上の生徒数を4分の1に減らし交代で稽古している。稽古中もマスクを着用し練習相手は固定。「礼」の前後には一目散に手指消毒を行っていた。
現3年生は昨年1月の新人戦を最後に全ての大会が中止。5月29日の県央大会が中学校生活で3回目の公式戦だった。結果は男女とも団体優勝。男子の金谷樹主将は「大会が実現するまでの期間は長く感じたが、練習の成果を発揮できた」と話し、女子の松井咲和主将は「男子とも練習することで強くなり、優勝に結び付いた」と喜ぶ。
下校後に消毒
練習時間を確保するため生徒の下校後に畳の消毒をする顧問の對比地(ついひじ)康之教諭(46)は「他校との練習試合ができないのは辛いが3年生が良い形で夏に臨めるようにしたい」と意気込む。
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