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座間市東原の障害者福祉施設「緑の家」地域交流センターで7月17日、地域の居場所づくりを目的にしたイベントが初開催された。
東原1・2丁目では、ひばりが丘地域包括支援センター、生活支援コーディネーター、座間市、北里大学の4者が協働し地区の問題を考える「アクティブ東原」が2019年に発足。活動の中で、地域の自治会加入率が低く、地域内の交流が希薄であることが市のアンケート調査で判明し、交流拠点となる地域の居場所がないことも課題として浮かび上がった。
そこでアクティブ東原の参加メンバーが中心となって居場所づくり事業を検討。特定の対象者を決めずに誰もが参加できる居場所を目指し、継続して活動していくために複数の関係団体からなる実行委員会形式をとった。第一回目のこの日はペットボトルを使って鉢を工作し、ひまわりやコスモス、かいわれの種を植えた。
参加者は地域に住む未就学児から高齢者まで31人。作業を通して、参加者同士が出来栄えを評価するなど積極的にコミュニケーションをとる姿が見られた。
実行委員会の代表を務める緑の家の草間幸子さんは「どれだけの人が来てくれるか不安だったが、幅広い世代の方が想定以上に来てくれて嬉しい。今後もコロナが落ち着けば毎月1回開催していきたい」と話した。
緑の家を運営する社会福祉法人慈湧会の鈴木孝幸理事長は「センターには作業所も隣接している。交流を通して、地域にこのような施設があるという理解も進むといい」と期待を寄せた。
![]() 豆から挽くコーヒーでも「多世代交流」
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