相模鉄道株式会社と東急電鉄株式会社などは、これまで2022年度下期としていた相鉄・東急直通線の開業時期について、2023年3月を予定していることを1月27日に発表した。7社局14路線を結ぶ鉄道ネットワークが形成され、新幹線へのアクセスも向上する。
14路線を結ぶネットワークに
相鉄・東急直通線は相鉄線の羽沢横浜国大駅と東急東横線・目黒線の日吉駅間に新設される路線。新横浜と新綱島に途中駅が設けられ、西谷〜新横浜間が「相鉄新横浜線」、新横浜〜日吉間が「東急新横浜線」となり、相鉄線と東急線が相互直通運転を行う。
現在想定している運行頻度は、相鉄新横浜線が朝ラッシュ時で毎時10本、その他時間帯で毎時4本。東急新横浜線が朝ラッシュ時で毎時14本、その他時間帯で毎時6本。二俣川から目黒に向かう場合、現在は横浜と大崎で乗り換えをし約54分かかるが、直通により乗り換えなしで約38分で到着し16分の短縮となる。大和から新横浜に向かう場合も、乗り換えなしで横浜を経由せずに約19分で結ぶ予定。
連絡線の開通で、相鉄本線・いずみ野線、東急東横線・目黒線に接続し、東京メトロ南北線・副都心線、都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線まで直通運転を行う。7社局14路線が関わる広域的な鉄道ネットワークとなり、所要時間の短縮や乗り換え回数の減少など交通利便性、速達性が向上する。具体的な運行計画については今後発表される。
相鉄グループでは、1月28日から相鉄線沿線エリアを中心に相鉄・東急直通線のプロモーション活動を展開。駅やバス内などのポスターや案内板で掲示されている。
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